呆然のメッシ、闘魂のC・ロナウド… 窮地で見せたリーダーシップを海外比較「全く異なる」

バルセロナFWリオネル・メッシとユベントスFWクリスティアーノ・ロナウド【写真:AP】
バルセロナFWリオネル・メッシとユベントスFWクリスティアーノ・ロナウド【写真:AP】

メッシ、ロナウドともにCLで早期敗退も… 英メディアはハーフタイムでの両者の振る舞いに注目

 バルセロナは現地時間14日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でバイエルン・ミュンヘンと対戦し、2-8と惨敗。ハーフタイム中にバルセロナのロッカールームでアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが話題となった。そんななか、英メディアはユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとリーダーシップを比較している。

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 今大会はベスト8から本来のホーム&アウェー方式ではなく、一発勝負の形式となっているが、バルセロナはバイエルンとのビッグマッチで2-8と歴史的惨敗を喫した。前半終了時点で大量4失点を喫していたこともあり、ハーフタイム中にロッカールームで座り込みながら茫然自失となっているメッシの姿が世界で話題を呼んでいた。

 そんななか、英メディア「GIVE ME SPORT」は「メッシvsロナウド。CLにおけるリーダーシップ能力を比較」と見出しを打ち、「バルサがまだ状況を打開できる可能性があるなかで、試合途中でメッシが激しく落胆している姿を見るのは驚きだった」としながら、長年にわたるライバル関係を築いてきたロナウドとのリーダーシップの違いについて触れている。

 ユベントスはベスト16でリヨンに敗れて敗退を喫していたが、記事では「メッシのハーフタイムでの振る舞いは、ロナウドのそれとは全く異なっていた」と指摘。後半の45分で2ゴールが必要な状況下でロナウドはチームメートを激励する姿を紹介し、「ロナウドの熱い表情やジェスチャーはメッシが見せた振る舞いよりもはるかにポジティブなものだった」と主張している。

 これまでロナウドはクラブや代表でもピッチ内外で声を張り上げる熱き闘将として知られている一方、メッシは寡黙ながらプレーで引っ張るキャプテンシーを示してきた。今季は両者とも志半ばでの早期敗退を余儀無くされたが、窮地で示したリーダーシップには大きな差があったようだ。

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