インテルFWルカク、技ありの決勝“ずっこけ弾”を海外称賛 「傑作」「止められない!」
EL準々決勝レバークーゼン戦で相手に倒されながらも左足で決勝ゴールをねじ込む
インテルは現地時間10日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)準々決勝でレバークーゼンを2-1で下し、チームをベスト4進出に導いた。ベルギー代表FWロメロ・ルカクは決勝点をマークしたが、倒れ込みながらの一撃に海外メディアも「ルカクは止められない!」「傑作ゴール」とスポットライトを当てている。
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インテルは前半15分、ルカクが放ったシュートのこぼれ球を拾ったイタリア代表MFニコロ・バレッラが右足アウトサイドで華麗に流し込んで先制する。その6分後、今度はルカクが魅せた。
左サイドのイングランド代表DFアシュリー・ヤングがゴール前にクロス供給。ルカクはレバークーゼンのブルキナファソ代表DFエドモン・タプソバを背負ってボールを受けると、ターンした際に足元をすくわれる形になってバランスを崩したが、倒れながらも強引に左足でシュート放ち、間合いを詰めてきた相手GKルーカス・フラデツキーの指先を抜いてそのままネットを揺らした。ルカクはこれが今季公式戦31ゴール目をなっている。
その後、レバークーゼンに1点を返されたが、インテルは2-1で逃げ切り、ベスト4進出を果たした。
データ分析会社「オプタ」によると、ルカクは出場したELの試合で9試合連続ゴールをマーク。2004-05シーズンにニューカッスルの元イングランド代表FWアラン・シアラー氏が打ち立てた8試合連続ゴールの大会記録を塗り替えたという。
イタリアの衛星放送局「スカイ・スポーツ」は「インテル対レバークーゼン戦の傑作ゴール」と題し、ルカクの技ありゴールにフォーカス。「ロメル・ルカクはシーズン31ゴール目を独自の方法で決めた。タプソバと1対1でゴール…フラデツキーにチャンスを与えない一撃でフィニッシュした。真のリーダーだ」と称賛した。また、ベルギースポーツチャンネル「SPORZA」も、「ルカクは止められない! 彼は倒れてもゴールにボールをねじ込む」と報じている。
17日に行われる準決勝でルカクの10試合連続弾が飛び出すのか、注目が集まる。