シント=トロイデンFW鈴木優磨、開始“1分14秒弾”に注目 昇格以降「最速の得点」

シント=トロイデンFW鈴木優磨(※写真は昨年のものです)【写真提供:©STVV】
シント=トロイデンFW鈴木優磨(※写真は昨年のものです)【写真提供:©STVV】

鈴木優磨が開始からわずか1分14秒で今季初ゴール 2015-16シーズン以降は最速弾

 ベルギー1部シント=トロイデンは9日、昨季2位のヘントとの開幕戦に臨み、FW鈴木優磨が開始早々にシーズン初ゴールを決めた。2-1の勝利に貢献した24歳FWに対してデータ分析会社「オプタ」が、1分14秒で決めた一発を2015-16シーズン以降のリーグ戦で「最速」だったと明かしている。

 新加入のFW中村敬斗とともにスタメンに名を連ねた鈴木。シーズンの開幕戦で、いきなり日本人ストライカーが魅せた。開始2分、シント=トロイデンDFポル・ガルシアが左サイドからアーリークロスを供給。このボールがクリアを試みた相手の足に当たってファーサイドに流れたなか、老獪に狙っていた鈴木が右足で合わせた。この一発で先手を取ったシント=トロイデンは一時同点とされるも、最終的にはアルゼンチン人FWファクンド・コリーディオが勝ち越し点を奪い、2-1で勝利。昨季、2位の強豪から貴重な勝ち点3を奪った。

 そのなかで「オプタ」は、鈴木の先制点に注目。開始からわずか1分14秒で決められた今季初ゴールを「シント=トロイデンが2015-16シーズン以降のリーグ戦で記録した中では最速での得点となった(1分14秒)。疾風」と紹介した。14-15シーズンに2部優勝を果たしたシント=トロイデンは15年から1部へ昇格している。

 昨季リーグ戦では、負傷に苦しみながらも24試合7ゴールをマークした鈴木。日本代表入りも期待される24歳FWのベルギー挑戦2季目に期待が懸かる。

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