「キスのような素晴らしいパス」 イタリア杯準決勝で2アシストのミラン本田を地元メディアが称賛

先制の決定機逸には苦言も及第点ゲット

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、1日のイタリア杯準決勝第2戦の3部アレッサンドリア戦に先発フル出場。2つのアシストを記録し、チームの5-0での圧勝劇に貢献した。試合後にミラン専門のニュースサイト「milannews.it」は選手の採点を公開し、本田には及第点評価が与えられている。

 このゲームで本田は、前半7分にMFユライ・クツカからのラストパスに反応したが、GKが飛び出しているゴールへのシュートを外してしまった。しかし、同20分にFWマリオ・バロテッリのポストプレーから、抜け出したFWジェレミー・メネズに絶妙な浮き球のループパスを通して先制点をアシスト。後半35分には右CKのキッカーとして、DFアレッシオ・ロマニョーリのゴールを演出している。

 本田には「6.5点」が与えられた。「1-0とするはずだったクツカからキスを受けるようなアシストを外してしまった。しかし、メネズの先制点ではキスを送るような素晴らしいパスを通した。コンビネーション良く融合したプレーだった」と、決定機を外したことを批判されつつも、鮮やかな先制アシストが高く評価された。試合を通じて好プレーだったと評価された。

 この試合のミランは、2トップのバロテッリとメネズに加え、中盤ではMFアンドレア・ポーリ、途中出場のMFホセ・マウリ、MFケビン=プリンス・ボアテングといった復活途上、もしくはリザーブの多い選手も起用された。そのなかで、メネズとポーリには高評価が与えられたが、バロテッリなどには厳しい採点が与えられている。

 

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