絶対王者PSGの仏リーグ無敗記録が「36」でストップ! リヨンに今季初黒星を喫する

敵地で痛恨の敗戦も、2位モナコに勝ち点23差の独走態勢に変わりなし

 フランス王者パリ・サンジェルマン(PSG)は、28日に行われたリヨン戦で1-2と敗戦。リーグ戦では昨年3月15日のボルドー戦(2-3)以来、約1年ぶりとなる黒星が付いた。無敗記録は「36」でストップとなり、今季圧倒的な強さを誇るPSGでも無敗優勝という快挙には手が届かなかった。

 コンディションに不安の残るアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアや、イタリア代表MFマルコ・ヴェラッティを欠いたPSGは、リヨンの本拠地パルク・オリンピック・リヨンに乗り込んだ。しかし、前半13分にFWマクスウェル・コルネのゴールで先制されると、後半2分にはMFセルジ・ダルデルに追加点を奪われ引き離された。

 後半6分にFWルーカス・モウラが追撃弾を決めたが、反撃は及ばず。直近の出場6試合で8得点と大爆発していたスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチもこの日は不発で、リーグ第28節にして今季初黒星となった。

そして、昨年3月15日にボルドーに敗れて以来続いていた無敗記録も「36」でストップ。公式戦全体でも、昨年11月3日のUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第4節レアル・マドリード戦(0-1)以来となる、今季2敗目となった。

 ついに歴史的な記録がストップしてしまったPSGだが、第28節終了時点での勝ち点は73。残り10試合で、2位モナコとの勝ち点差は23と、独走状態に変わりはない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング