「名場面」 吉田麻也、ユベントス戦で見せたゴールライン上の“決死クリア”を海外絶賛
吉田麻也、ユベントス戦の後半ロスタイムに決死のクリアを披露
日本代表DF吉田麻也の所属するサンプドリアは現地時間26日、第36節ユベントス戦でフル出場し、0-2で敗れた。勝利を収めたユベントスは前人未到の9連覇を達成した一方で、吉田は試合終了間際の後半ロスタイムにゴールライン上で決死のクリアを見せている。
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6月にリーグ戦が再開してからは3連敗を喫するなど、苦しい時期もあったサンプドリアだが、その後は勝利を積み重ねてきた。7月19日第34節パルマ戦では3-2で勝利し、残留が決定。吉田は再開後すべてで先発に名を連ね、1試合を除きフル出場を続けている。
すでに残留を決めていたサンプドリアは、前半アディショナルタイムにユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのゴールで先制される苦しい展開を迎えた。後半にも追加点を奪われ、セリエA9連覇が目前となった相手はさらに勢いづく。
迎えた後半ロスタイム、右CKでチャンスを得たユベントスは中央へボールを入れると、こぼれ球をアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインがゴール隅を狙ってシュート。だが、そこに吉田が立ちはだかった。ゴールライン上で決死のクリアを見せて、ボールは枠外へ。ピンチをしのいだ。
サンプドリア専門のニュースサイト「SampNews24」はユベントス戦のプレーを「6.5」と採点したうえで「彼は特別ミスを犯すことなく、他のチームメートとともにユベントスの高いクオリティーの前に屈しただけだった。最後の救出は名場面」と伝えている。サンプドリアの公式ツイッター英語版も速報で「センセーショナルなスライディング」と絶賛し、コメント欄では「信じられない!」と驚く投稿もあった。
サウサンプトンからの期限付き移籍で1月に加入し、半年間でレギュラーポジションをつかんで残留に貢献した吉田。今後は去就が注目されそうだ。