レッズ槙野が開幕戦で感じたレフェリングの変化 「見応えのある球際になった」

3バックの中央で初先発 開幕戦で示された判定基準

 熱戦を終えた充実感が表情に表れていた。27日のJリーグ開幕戦で柏レイソルと対戦した浦和レッズは、2-1で勝利を収めた。3バックの中央で先発フル出場した槙野は、自身のプレーに対する充実感を語った一方で、今季のJリーグにおける変化も感じ取っている。

 24日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)開幕戦のシドニーFC戦で2-0の勝利を収めた浦和は、中2日でこのリーグ戦に臨むハードな日程になった。そのため、前線には興梠慎三と李忠成の両FWが入り、ボランチにMF柏木陽介、3バックの一角にDF遠藤航の4人がACLのスタメンから入れ替わって先発した。それに伴い、槙野は浦和の公式戦では初となる試合開始から3バックの中央でのプレーになった。

 槙野がこのゲームに臨むにあたって強く気を配ったのは、両脇を固めたDF遠藤とDF森脇良太の2人に指示を出し、守備の司令塔として機能することだった。

「僕が目立つ試合は良くないですから。今日は遠藤選手が右、森脇選手が左でしたけど、彼らは前への強さがありますし、攻撃している時のリスクマネジメントは、僕がコマンドして動かしました。それが仕事です。僕がボールを奪うことで目立つのではなく、彼らが目立ってくれていたと思います」

 

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