ACL全敗スタートのJリーグ勢に忍び寄る出場枠“削減”危機! 来季日程に影響も

今季ACLの結果次第では、中国に東アジア地区2位の座を奪われる

 23日に開幕したAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)で、またしてもJリーグ勢が惨敗を喫した。 昨季のJリーグ王者広島は本拠地で山東魯能(中国)に、FC東京は敵地で全北現代(韓国)にそれぞれ1-2で敗北。初戦でいきなりつまずいた。

 08年のG大阪のACL制覇を最後に優勝から遠ざかっているJリーグ勢だが、今大会である程度の成果を残せなければ、悲惨なシナリオが待ち受けている。来季以降、Jリーグの日程が破綻する可能性が現実味を帯びてきた。

 各国・各地域に割り振られているACLの出場枠は、アジアサッカー連盟(AFC)が発表する国別ランキングの順位によって決められている。現在日本はアジアで5位。東地区では韓国に次ぐ2位となっているが、ここに中国が猛追を見せている。

 現在中国は7位(東地区4位)となっているが、無尽蔵な資金力でトップレベルの選手や監督の”爆買い”を続け、広州恒大がこの3年で2度もACLを制覇するなど、大きな躍進を遂げている。今季のACLの結果次第では中国に抜かれ、日本が東地区3位に転落する可能性もある。

 

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