「スアレスの再来」 ラツィオのバルサ出身DFパトリック、衝撃の”噛み付き”行為で一発退場
レッチェ対ラツィオでDFパトリックがVARで一発退場
イタリア・セリエAで現地時間7日に行われたレッチェ対ラツィオの一戦で、終了間際にラツィオのDFパトリックが衝撃の噛み付き行為を行った。
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現在リーグ戦で2位のラツィオは敵地に乗り込んでの一戦だった。前半5分に先制したもののパフォーマンスがあがらない試合ぶりで逆転を許すと、無方後半アディショナルタイムだった。バルセロナ出身のDFパトリシア・ガバロン、通称パトリックは終了間際の攻撃の際に接触を巡って敵味方が言い合いになったところに近づくと、止めに入ったレッチェのDFジュリオ・ドナーティの腕に何を思ったかいきなり噛み付いた。
選手が重なり合う場面だったため、レッチェの選手の抗議はあったものの主審はすぐに確認できていなかったが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の進言で映像確認がされると当然のレッドカード提示となった。
イタリアメディアでは一斉に「スアレスの再来」として、2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)でウルグアイ代表FWルイス・スアレスがイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニの肩に噛み付いたシーンを想起させると報じた。
首位ユベントスを追う中で痛い敗戦になったラツィオだが、衝撃の噛み付き行為で退場となったパトリシアは今後、1試合の出場停止では済まない処分を受ける可能性がありそうだ。
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