ソン・フンミン、味方と小競り合いで一触即発 モウリーニョ監督が擁護「美しい」

トッテナムのモウリーニョ監督(中央)がFWソン・フンミン(右)とGKロリスの口論に見解【写真:Getty Images】
トッテナムのモウリーニョ監督(中央)がFWソン・フンミン(右)とGKロリスの口論に見解【写真:Getty Images】

エバートン戦の前半後に発生 モウリーニョ監督が言及「こうしたことは必要なことだ」

 トッテナムは6日のプレミアリーグ第33節でエバートンと対戦し、ホームで1-0と勝利したなか、前半終了間際にフランス代表GKウーゴ・ロリスと韓国代表FWソン・フンミンが衝突する一幕があった。ジョゼ・モウリーニョ監督は、味方同士の小競り合いを「美しい」と表現している。英メディア「エキスプレス」が報じた。

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 前半終了のホイッスルが鳴ると、ロリスは一目散にソン・フンミンに詰め寄る事態が起きている。その直前のラストプレーでソン・フンミンが関与した場面でボールを奪われ、エバートンに決定機を作られていた。相手のシュートは枠を外れたものの、失点しても不思議ではない場面だった。

 ロリスは怒鳴るように言葉を飛ばしながらソン・フンミンに駆け寄ると、ソン・フンミンも言い返す応酬となり、両者は一触即発の状態。チームメートたちに引き離されて事なきを得たが、前節でシェフィールド・ユナイテッドに1-3で敗れていたクラブの不穏さを物語るシーンとなった。

 だが、チームを率いるモウリーニョ監督は、この小競り合いを「美しい」と表現した。

「美しかった。おそらくミーティングの結果だ。もし、あの出来事について、誰かを責めたいなら、それは私だろう。私は選手たちに『自分たちに対して、もっと批判的になるべきだ』と伝えていたからね。もっと多くのことをお互いに要求するべきだと伝えていたんだ」と、選手間での厳しさを求めていたことを明かした。

「ソンは素晴らしい選手だ。誰もがソンのことが大好きだ。でも、キャプテン(ロリス)はもっとやらなければいけない、もっとチームに献身的でなければいけないと伝えたんだ。チームが成長するうえで、こうしたことは必要なことだ。大きな個性が、成長には必要なんだ。あのようなリアクションがあったのなら、問題はないよ」

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