鎌田大地は「不可欠な存在」…フランクフルト地元紙が称賛 「契約延長は合理的な結論」

フランクフルトMF鎌田大地【写真:Getty Images】
フランクフルトMF鎌田大地【写真:Getty Images】

今季活躍した鎌田を独地元紙が特集 クラブは契約延長を打診、7月中に結論か

 フランクフルトの日本代表MF鎌田大地について、地元メディアからは来年6月末で満了となる同選手とフランクフルトとの間の契約が延長されることを望む声が高まっている。

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 鎌田は2017-18シーズンにJリーグのサガン鳥栖から移籍金160万ユーロ(約1憶9000万円)でフランクフルトに移籍。加入1年目こそブンデスリーガの試合展開の速さや激しさに適応できず公式戦4試合の出場にとどまったが、出場機会を求めてレンタル移籍したベルギーのシント=トロイデンで公式戦36試合出場16ゴール9アシストと活躍した。

 それが認められてフランクフルトに復帰した今季は、公式戦47試合で10ゴール9アシストを記録し、攻撃面でチームに大きく貢献。ブンデスリーガでもハイパフォーマンスと言える成績を鎌田が残したことで、同選手の動向はフランクフルトの来季に関する大きな関心事の一つとなっている。

 フランクフルトの地元紙「フランクフルター・ルントシャウ」は、「チームの牽引役の契約延長が目前に」と題した鎌田の特集記事を掲載。「相手ゴールに向かうプレーであれだけの才能を持っている選手はごくわずかだ。すべての材料がテーブルの上にある状態だが、私は7月中にこの問題が片付いてダイチが長期契約にサインすると確信している」(フレディ・ボビッチSD)というクラブ幹部のコメントや、ドイツメディア「transfermarkt」では鎌田の市場価値がフランクフルト加入時の約4倍にあたる800万ユーロ(約9憶6000万円)まで上昇していることにも触れながら、「この日本人はドリブルにキレがあり、完成したテクニックの持ち主でもある。今のフランクフルトにとって不可欠な存在だ」として、フランクフルトが推し進めている鎌田との契約延長について「合理的な結論」と、支持する立場を鮮明にしている。

 クラブ幹部や地元メディアからの高い評価を考えると、鎌田の契約延長は既定路線であり、あとは時間の問題と言えそうだ。交渉成立の正式発表を、多くの人々が待ち望んでいることだろう。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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