プレミアリーグ、再開後にクオリティー低下? 試合データの“変化”を英メディア指摘

1試合あたりのビッグチャンス回数は1試合平均4.1回→2.7回へダウン

 別のデータでは試合展開が全体的にスロースタートになっている傾向を示している。再開後24試合のうち、前半をスコアレスで終えた試合が14試合あるものの、そのまま0-0で終わった試合はわずか3試合のみで無味乾燥なまま終わる試合はほとんどなかった。再開後はここまで計52得点が生まれているが、その71パーセントが後半に決まったものだという。

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 クオリティーや試合の盛り上がりが失われたという部分に関連する部分で、1試合あたりのビッグチャンス回数が再開前の1試合平均4.1回から再開後に2.7回まで落ち込んだというデータもある。同様に1試合あたりのゴール期待値のデータも2.8から2.2へと減少している。解説者の元イングランド代表MFジャーメイン・ジェナス氏は「ほとんどの試合で前半はかなり悪く、それがロックダウン後のテーマとなっている」と語った。

 90分を通じて激しいボールの往来が一つの特徴でもあったプレミアリーグだが、3カ月間の中断期間によって全体的にスローダウンの傾向にあるようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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