浦和FW武藤雄樹、無観客の“新ゴールパフォーマンス”に意欲 「喜びを共有できれば」

町田ゼルビアとのトレーニングマッチに出場したFW武藤雄樹【写真提供:浦和レッズ】
町田ゼルビアとのトレーニングマッチに出場したFW武藤雄樹【写真提供:浦和レッズ】

町田とのトレーニングマッチで30分間プレーしてゴール、無観客の環境に持論を展開

 浦和レッズのFW武藤雄樹は、13日に行われた町田ゼルビアとのトレーニングマッチで30分間プレーすると左足ボレーを決めてゴール。無観客の環境のなかトータル1-2で終えた試合後、「カメラに向かってのパフォーマンスだとか、少しでも喜びを共有できることがあれば良いと思う。みんなで考えたい」と、ゴールしたからこその着眼点で話した。

 武藤は昨年秋に右肩を負傷して手術。そのため今季のスタートはリハビリからとなり、2月に行われた公式戦2試合はベンチ入りもしていなかった。しかし、その後に新型コロナウイルスの感染拡大により公式戦は中断。さらに在宅での個別トレーニングを強いられる社会情勢もあったなかで、この日の町田戦は久々の実戦機会になった。

 チーム全体としてもトレーニングが再開してから初の対外試合だっただけに、「サッカーができない時間が長かったので、今日も相手がいて試合ができて嬉しかった」としたうえで、「色々な問題も起こらないように協力があってできたこと。生中継の映像も4万人以上の人が見てくれたとも聞いた。もちろんサッカーができて嬉しいというのはあるけど、もっといいプレーを見せたかったということが選手たちの言葉からも出てきた。これをスタートに、再開に向けてやっていきたい」と、第一歩になったという感想を話している。

 そのなかで、30分×4本の4本目にプレーした武藤については大槻毅監督も「全体的に背後を狙っていくような部分が少なかったけど、武藤が入ってスイッチを入れてくれてありがたかった」と評価した。ルーキーのMF武田英寿が入れたクロスに反応した左足ボレーを「武田から良いボールが来て良いミートができた」と振り返った武藤だが、やはり無観客という環境下ではスタジアム全体の喜びが爆発するような空気にはならなかった。映像を通してサポーターが試合を見る環境だからこそ、武藤は考える部分があるという。

「一番はサポーターのいないピッチに立ったことがシミュレーションだと思う。なかなかアドレナリンの出ない部分もあるので、試合前から選手たちで盛り上げていくことも必要だと思う。サッカーにおいてゴールが一番盛り上がるところだと思うけど、今日は盛り上がるわけでもなく、ハグもしないようにと言われていて寂しさもある。ただ、カメラに向かってのパフォーマンスだとか、少しでも喜びを共有できることがあれば良いと思う。みんなで考えたい」

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