- HOME
- 今日のピックアップ記事
- 「ルールが無視される」 ハンガリーで“観客あり”のカップ戦開催も…“密”な応援が波紋
「ルールが無視される」 ハンガリーで“観客あり”のカップ戦開催も…“密”な応援が波紋

国内カップ戦決勝で一部サポーターが集結して応援
ハンガリーで行われた国内カップ戦の決勝戦でスタンドに駆けつけたサポーターがソーシャルディスタンスのルールを守らず、“密”な空間でサポーターによる応援が行われたようだ。英紙「デイリー・メール」が報じた。
現地時間3日、ハンガリーの首都ブダペストにあるプスカシュ・アレーナでブダペスト・ホンヴェードFCとメゼーケヴェシュドSEによる国内カップ戦の決勝戦が行われた。
ハンガリーでは新型コロナウイルスの影響を受けての中断後、観客を入れてサッカーの試合を行った欧州で最初の国となり、この試合は収容人数6万7215人を誇るスタジアムの下層スタンドだけが開放され、約1万人がスタジアムに駆けつけたとされている。
観客は原則、隣と座席3つ分の間隔を空け、前後にも誰も座らないように義務付けられていた。
大半のファン・サポーターはルールに従っていたものの、メゼーケヴェシュドSEのゴール裏に陣取っていた一部サポーターがルールを守らずに、密に集結して応援をしていたという。英公共放送「BBC」も「ハンガリーのカップ戦決勝でディスタンシングルールが無視される」と取り上げている。
欧州でいち早くリーグ戦が再開されたドイツ・ブンデスリーガでは無観客試合での開催が続き、これから再開予定のプレミアリーグやセリエAでも同様に観客不在でのゲームが予定されているだけに、物議を醸すことになりそうだ。
なお、試合はブダペスト・ホンヴェードFCが2-1で勝利を収め、カップ戦タイトルを獲得した。
page1 page2