脱税疑惑のネイマールがピンチ! プライベートジェットなど56億円の資産が差し押さえに

ブラジル税務当局が国内資産の凍結を命じる

 バルセロナのブラジル代表FWネイマールは、古巣サントス時代の脱税疑惑により起訴されているが、ブラジル税務当局がこのほどネイマールが母国内で保有する4300万ユーロ(約56億円)の資産の差し押さえを命じたことが分かった。スペイン地元紙「マルカ」が報じている。

 ネイマールは2011年から13年までサントスでプレーした際に、大規模な脱税に手を染めていた疑いが浮上している。サントス、サンパウロなど複数の都市に存在する資産に加え、豪華なヨットやプライベートジェットなどがすでに差し押さえられたという。

 ネイマールはスペインでも脱税容疑により、父親のネイマール・シニア氏と出廷したばかり。ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシと「MSN」と呼ばれる攻撃ユニットを形成し、華麗な連携で全世界を魅了しているが、ピッチ外ではトラブルが続いている。バルセロナとの契約延長の話も進んでおらず、スペインとブラジルでの司法捜査に嫌気が差し、噂されるマンチェスター・ユナイテッドへ移籍するとの話も浮上している。

 2年連続の三冠達成に死角の見当たらないバルサにとっても、最強3トップの一角のプライベートでのゴタゴタは、終盤戦に向けた不安材料になりそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング