コロナ禍でブンデス再開…“奇妙な雰囲気”に英メディア注目 「選手や監督の叫び声が…」

再開したドルトムント×シャルケの異様な試合風景【写真:Getty Images】
再開したドルトムント×シャルケの異様な試合風景【写真:Getty Images】

約2カ月ぶりにブンデスが再開 空っぽのスタジアムで選手や監督の声が響き渡る

 新型コロナウイルスの影響で中断していたドイツ・ブンデスリーガが約2カ月ぶりに再開された。16日に行われたドルトムント対シャルケの「レヴィア・ダービー」はホームのドルトムントが4-0で圧勝。厳重なプロトコルに従って行われた無観客試合は、やはり奇妙な感覚を残す一戦となったようだ。英公共放送「BBC」は異例ずくめだった試合について「奇妙な雰囲気」「選手や監督の叫び声がすべて聞き取れた」と報じた。

 3月13日の中断から約2カ月ぶりにブンデスリーガが帰ってきた。日本時間5月16日の22時半からキックオフされた試合では、ドルトムントとシャルケによる伝統のダービーが実現した。

 試合はホームのドルトムントが主導権を握り、前半29分にノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドが決めて先制。前半終了間際にポルトガル代表DFラファエル・ゲレイロが左足で正確なシュートを突き刺してリードを広げると、後半にもベルギー代表MFトルガン・アザールのゴールとゲレイロが2点目を加えて圧勝した。

 プレーしていないベンチ入りの選手にはマスク着用が義務付けられ、隣の選手とは距離をとって座り試合の行方を見つめた。得点後に選手同士が抱きつくようなゴールセレブレーションも控えられ、空っぽのスタジアムでは選手や監督の声が響き渡った。

 また、選手交代も最大5人まで許容されるなど異例ずくめだった試合について、英公共放送「BBC」は次のように報道している。

「この試合は主にシュール(非現実的)な状況でプレーしたことが記憶されるだろう。ドイツはヨーロッパの中でも最初に無観客試合での再開に踏み切った。

 ドルトムントの象徴的な(本拠地)ジグナル・イドゥナ・パルクは異様な雰囲気だった。選手や監督の叫び声がすべて聞き取れ、選手交代やゴールセレブレーションもすべてソーシャルディスタンスのプロトコルに従っていた」

 イングランドではまだリーグ戦再開が決まっていない状況だけに、メディアもいち早く再開に踏み切ったドイツの状況に注目しているようだ。

 なお、ドイツ紙「ビルト」によれば、ドルトムントにとってダービーでの4点差勝利は1966年11月以来(6-2)の大勝になったという。再開初戦を白星で飾ったドルトムントは勝ち点を54に伸ばし、首位バイエルン・ミュンヘンとの勝ち点差を暫定的に「1」に縮めることに成功した。

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