村井チェアマン、「Jリーグの日」にメッセージ発信 「新しい風景をともに創っていきましょう」

Jリーグの村井チェアマン【写真:高橋学】
Jリーグの村井チェアマン【写真:高橋学】

5月15日でJリーグ開幕から27年 村井満チェアマンが決意のメッセージ

 Jリーグの村井満チェアマンが15日、「Jリーグの日」にコメントを発表した。

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 1993年の5月15日、Jリーグはヴェルディ川崎対横浜マリノスの一戦で開幕を迎えた。それから27年の月日が経過し、Jリーグは56クラブまで裾野を広げ、今も発展を続けている。

 しかし、今季は開幕戦を終えた後に新型コロナウイルスの影響を受けて中断。サッカー界としても厳しい状況に置かれているなか、村井チェアマンはJリーグ公式YouTubeチャンネルで次のようにメッセージを発信している。

「27年前の今日、Jリーグは開幕しました。あれから私たちは56のクラブと理念をともにし、サッカーを通じて社会と関わりながら成長を続けています。いま世界は、新型コロナウイルスというかつてない共通の脅威に直面し、Jリーグは初めて、サッカーのない5月15日を迎えています」

「このような状況の中で、我々の生活を支えてくださっている医療分野や物流、公共交通機関など、最前線で従事される方々に改めて感謝申し上げます。スポーツを愛するすべての人々と、地域で暮らすすべての人々の安全、そして、皆さまのご協力なくして、スタジアムで再開することはできません」

「Jリーグは歩みを止めません。たとえスタジアムでサッカーができなくても、スポーツには、たくさんの可能性があることを私たちは知っています。ホームタウンをピンチに強く、優しい街にしていくこと。誰かを勇気づけ笑顔にすること。無限に広がるスポーツの未来を育むこと。誰よりも、私はその可能性を信じています」

「Jリーグにできること。Jリーグだからできること。これから広がる新しい風景を、ともに創っていきましょう」

 シーズン再開に向けて、専門家チームを交えながら検討を続けているJリーグ。その歩みに今後も注目していきたい。

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