移籍不要? マネのバロンドール受賞をOB太鼓判「リバプールのほうがチャンスある」

リバプールで背番号10番を背負うFWサディオ・マネ【写真:Getty Images】
リバプールで背番号10番を背負うFWサディオ・マネ【写真:Getty Images】

元アイルランド代表FWオルドリッジはリバプールでのバロンドール受賞の可能性に注目

 リバプールOBの元アイルランド代表FWジョン・オルドリッジ氏は、“レッズ”の後輩であるセネガル代表FWサディオ・マネについて、他のビッグクラブへ移籍しなくてもバロンドールを受賞できると見解を述べている。英紙「インディペンデント」が伝えた。

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 フランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」が創設したヨーロッパの年間最優秀選手に贈られる「バロンドール」は、過去10年にわたり、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)とポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)の独壇場だった。2018年にはレアル・マドリードのクロアチア代表MFルカ・モドリッチが栄冠を手にしたが、昨年はメッシが歴代最多6回目の受賞を果たした。同年の最終候補に残っていたマネは最終的に4位でフィニッシュ。将来的には、元リベリア代表FWジョージ・ウェアに続き、アフリカ人で2人目の受賞を目標にしていることを語っていた。

 ただ、マネがその目標を達成するには移籍が必要との意見も少なくない。実際、スペインの名門バルセロナやレアルが獲得に関心を示しているとの具体的な噂もあがっている。ところがオルドリッジ氏は、今、マネがリバプールからバルセロナへ移籍するのは注意すべきと、英地元紙「リバプール・エコー」のコラムで主張している。

「リバプールを去ったすべての選手が苦しむわけではない。マンチェスター・シティのラヒーム・スターリングを見れば分かるだろう。しかし、ここ最近ではフィリペ・コウチーニョがどこに行ったら失敗となる可能性があるのかの非常に良い例だ。彼はリバプールからバルセロナに移籍した時、キャリアの絶頂期にいた。だが、移籍してからはすべて低迷してしまった」

 オルドリッジ氏は「現在のリバプールは、バルセロナよりもレアルよりも良いチーム」だとし、移籍は必要ないとの見解も述べている。

「マネはバロンドールを受賞できる。彼は素晴らしい選手だ。それに他のどこのクラブよりもリバプールにいたほうがより多くの(バロンドール獲得の)チャンスがある」

 4月10日に28歳となったマネ。現行契約が満了を迎える2023年までにリバプールでバドンドールを獲得することはできるだろうか。

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