11シーズン続く「プレミア優勝の法則」 そのジンクスに当てはまるのは…

「2月1日の首位チームが優勝」の法則通りなら、レスターが初戴冠!?

 イングランド・プレミアリーグでは優勝チームを巡る、ある法則が11シーズン続いている。その法則通りにいけば、今季の栄冠を手にするのは日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターということになりそうだ。英地元紙「ミラー」が特集を組んで伝えている。

 その法則とは「プレミアリーグでは過去11シーズン、2月1日時点で首位に立っているチームがリーグ優勝を果たしている」というもの。

 レポートによると、2004-05シーズンにジョゼ・モウリーニョ第1次政権でチェルシーが50年ぶりの優勝を飾ったシーズンから始まり、05-06、09-10、14-15シーズンのチェルシー。06-07、07-08、08-09、10-11、12-13のマンチェスター・ユナイテッド。11-12、13-14シーズンのマンチェスター・シティと、過去11シーズンのチャンピオンは、いずれも2月1日を首位で迎えたチームとなっている。

 今季のレスターはプレミアリーグ新記録となる11試合を連続ゴールを決めたイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディとアルジェリア代表MFリヤド・マフレズが攻撃を牽引。岡崎ら新加入選手の活躍も光り、第24節終了後も2位シティに勝ち点3差をつけて堂々首位に立っている。

 快進撃が続くレスターは、このまま首位を維持できるのか。ユナイテッドやチェルシーが不振にあえぐ中で、2季ぶりの覇権奪還を目論むシティや12季ぶりのリーグタイトルを狙うアーセナルが上位にひしめくなど、今季のプレミアリーグは大混戦となっている。レスターがプレミア制覇となれば、もちろんクラブ史上初のこと。そして、1992年のプレミアリーグ創設以来では、6クラブ目となる新王者の誕生となる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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