独代表FWロイス、ドルトムントに誓う忠誠心 「バイエルンに行くことはない」

ドルトムントで主将を務めるマルコ・ロイス【写真:Getty Images】
ドルトムントで主将を務めるマルコ・ロイス【写真:Getty Images】

8年前にはオファーを断っていたことを明かす

 ドイツ代表FWマルコ・ロイスは、2012年からドルトムントでプレーしている。ライバルであるバイエルンでは先日、元ドイツ代表FWトーマス・ミュラーが2023年まで契約を延長したが、ドルトムントのキャプテンはクラブへの忠誠を誓っている。ドイツ紙「ビルト」が報じた。

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「トーマス(ミュラー)や僕のような男がいることは、ファンにとっても重要だと思うんだ。彼らは、彼自身と同じように、僕たちもクラブを象徴していると感じられるからね」

 ユース時代にもドルトムントに所属していたものの、ロート・ヴァイス・アーレンでプロデビューし、その後、ボルシアMGでプレーしていたロイスは、ドルトムントのトップチームでプレーすることが、目標だったと明かす。

「僕にとってドルトムントでプレーすることは夢だった。ここには幸せになるためのすべてがある。自宅、家族、そして僕のクラブ。他国でプレーし、異なる文化に触れることは魅力的かもしれないが、この思いがいつも勝ってきたんだ」

 ドルトムントからは、かつてドイツ代表MFマリオ・ゲッツェ、同DFマッツ・フンメルスらがバイエルンへ移籍。現在、彼らは再びドルトムントに戻っているが、ロイスにとってバイエルンが選択肢になることはないという。実際、2012年にドルトムントを選ぶ際にも、オファーがあったという。

「他のクラブのように、彼らからもオファーを受けた。バイエルンには最大限のリスペクトを持っているし、彼らがこの数十年で成し遂げたことの偉大さも理解している。でも、僕は常にドルトムントでプレーしたかったんだ。それが僕の心を引き付けるクラブだからね。ボルシアMGでプレーしていた時も、明確だった。ブンデスリーガなら、ドルトムントにしか行かない。それ以外なら海外だとね」

 クラブへの溢れる思いを口にするロイスは、「難しい時も、クラブとともにありたい。良い時だけではなく、苦しい時も共有したいんだ。このクラブと地域とつながっていることを感じているよ」と忠誠心を誓っていた。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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