長谷部誠、起死回生の“神クリア”にブンデス公式が再脚光 海外ファンも喝采「皇帝!」

ゴール前でたくさんのピンチを救ってきたフランクフルトMF長谷部誠【写真:Getty Images】
ゴール前でたくさんのピンチを救ってきたフランクフルトMF長谷部誠【写真:Getty Images】

ブンデス公式インスタグラムが長谷部のスーパークリア映像を公開

 フランクフルトの元日本代表MF長谷部誠は、36歳となった今も欧州トップレベルで戦い続けている。近年は本職のボランチだけでなく、リベロとしても新境地を開拓。円熟のプレーが現地ドイツでたびたび称賛を浴びるなか、ブンデスリーガ公式インスタグラムは長谷部の“神クリア”動画を公開し、再びスポットライトを当てている。

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 Jリーグの浦和レッズでプロキャリアをスタートさせた長谷部は、2008年1月にヴォルフスブルクに移籍。08-09シーズンにブンデスリーガ制覇を経験すると、ニュルンベルクを経て、2014年6月に現在のフランクフルトに加入し、今季で6シーズン目を戦っている。UEFAヨーロッパリーグ(EL)との過密日程を強いられるなか、ベンチを温める試合もあったものの、今季もここまで公式戦31試合に出場しており指揮官からの信頼も厚い。

 近年はリベロとしてプレーする機会が増え、卓越した戦術眼や危機察知能力をピッチ上で披露しているが、それがプレーに表れる瞬間の一つがゴールライン上でのクリアだろう。ブンデス公式インスタグラムは、フランクフルト所属時の長谷部が、これまで見せた起死回生のクリア5つの映像を公開。猛スピードで帰陣し、勢い余ってポストにぶつかりながらも間一髪成功させたスライディングクリアに始まり、ゴールライン上で強烈なシュートを迎撃したヘッド、まるで相手のシュートを自らの足に呼び込んだかのようなクリア、喉元でボールを弾き返した決死のブロック、至近距離での相手のシュートコースを完璧に読み切ったものなど、いずれもチームの失点危機を防ぐ神がかり的なプレーばかりだ。

 動画公開を受けてコメント欄では、ファンから「皇帝!」「デ・リフトより良い」「日本人がGKを救う」などのコメントが寄せられた。新型コロナウイルスの感染拡大により、ブンデスリーガもELも中断し再開の見通しは立っていないが、ピッチ上で長谷部の円熟のプレーを見られる日が早く訪れることを願うばかりだ。

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