フランス代表FWベンゼマ、同胞の“ライバル”ジルーを痛烈皮肉 「素晴らしくはない」
自身をF1に例え…「F1とカートは比較できない」
レアル・マドリードのフランス代表FWカリム・ベンゼマが、同胞のライバルであるチェルシーFWオリヴィエ・ジルーに対して、痛烈な皮肉を放った。英紙「デイリー・ミラー」が伝えている。
ベンゼマはレアルで、過去5大会のうち4回のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇に貢献。今季も公式戦19ゴール9アシストと好調を見せているが、代表チームには2015年10月以降一度も招集されていない。
その原因は、フランス代表のチームメイトで現オリンピアコスMFマシュー・ヴァルブエナへのセックステープ恐喝事件。この事件に関与したとされ、恐喝、共謀容疑でフランス警察当局に逮捕・起訴されたベンゼマは、正式に有罪とはなっていないものの、代表からは事件が解決するまで追放処分を受けている。
ただ、フランスサッカー連盟(FFF)は最近に、同選手の代表キャリアが事実上終わったと発表。これにより、ディディエ・デシャン監督率いるフランス代表チームには、ジルーが引き続きストライカーとして招集される可能性が浮上した。
ところが、2016年欧州選手権(EURO)や世界一となった2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)でメンバーの一員だったものの、ロシアでも一度もゴールを挙げられていないジルー。
ベンゼマはインスタグラムのライブで「F1とカートは比較できない。私は自分がF1だと思っている。彼はそこにいれば機能する、ただそれだけだ。素晴らしくはないし、アメージングなプレーを見せることもないだろうが、彼には彼のモノがある。みんなが彼のプレースタイルを好きかどうかは分からないけどね」などと述べ、“自分のレベル”には達していないとジルーを痛烈に皮肉った。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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