久保建英は「ドリブルの魔法使い」 英紙「契約すべき欧州のU-21タレントTOP5」選出
イタリア代表MFザニオーロらとともに“期待の若手”として海外も注目
スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英は、世界最高峰のリーグと言われるリーガ・エスパニョーラ挑戦1年目で24試合に出場して3得点2アシストと及第点の結果を残している。シーズン終了後には、保有権を持つ名門レアル・マドリード復帰やレアル・ソシエダへの再レンタルが囁かれるが、英メディアは久保を21歳以下のトップタレントの1人として紹介している。
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「まだ耳にしていない、クラブが契約すべきヨーロッパの21歳以下のタレントTOP5」
このように特集したのは、英紙「デイリー・スター」だった。記事では、「欧州5大リーグの20歳以下で1000分以上プレーした選手は46人いる。そのなかには、あまり世に知られていない宝石がいくつかある」と言及。デヤン・クルゼフスキ(パルマ/スウェーデン代表MF/19歳)、ドゥシャン・ヴラホビッチ(フィオレンティーナ/U-21セルビア代表FW/20歳)、ラファエル・レオン(ACミラン/U-21ポルトガル代表FW/20歳)、ニコロ・ザニオーロ(ローマ/イタリア代表MF/20歳)とともに18歳の久保に触れた。
2019年夏に名門レアルと契約した久保は、シーズン開幕直後にマジョルカへの1年間のレンタル移籍が決定。昨年11月10日のリーガ・エスパニョーラ第13節ビジャレアル戦(3-1)でスペイン初ゴールを挙げると、一度はベンチ要員に降格するも再びスタメンの座をつかみ、ここまでリーグ戦24試合で3得点2アシストをマークしている。
「クボはまだ18歳だが、すでに日本代表として7キャップを刻んでいる。レアル・マドリードは昨夏に彼をFC東京から獲得し、マジョルカへローンに出ている。端的に言えば、彼はドリブルの魔法使いだ。90分ごとのドリブル成功数は6.54回。欧州5大リーグでこれ以上の数値を残しているのは13人だけだ。ゴールに絡む成績(3得点2アシスト)は向上させる必要があるが、一度ボールを受け取ったらファンを確実に興奮させる」
“ドリブルの使い手”として海外でも注目を集める久保。スペインリーグは新型コロナウイルスの影響でシーズンを無期限で中断しているが、再びピッチで躍動する久保の姿をファンは心待ちにしている。