「日本の希望の光」大迫勇也、五輪延期も“オーバーエイジ招集”に独注目「邪魔しない」

オーバーエイジ招集も見込まれているブレーメンFW大迫勇也【写真:Getty Images】
オーバーエイジ招集も見込まれているブレーメンFW大迫勇也【写真:Getty Images】

東京五輪延期を受けてドイツ紙が反応 「今夏、日本に選手を派遣する必要はない」

 世界中で広がり続けている新型コロナウイルスの影響を受けて、今夏に予定されていた東京五輪は1年程度の延期が決まった。五輪男子サッカーのU-23日本代表でオーバーエイジ枠として招集が有力視されているブレーメンFW大迫勇也について、ドイツ紙「Deichstube」は「日本の希望の光」と評しつつ、「ブレーメンは派遣を拒否しない」と伝えている。

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 24日に安倍晋三首相とIOC(国際オリンピック委員会)トーマス・バッハ会長が電話会談を行い、東京五輪は1年程度の延期が決定。U-23日本代表を率いる森保一監督は「東京五輪開催時によりパワーを持って臨めるよう、これまで積み重ねたものをさらに積み上げていきます」と声明を発表していた。

 五輪競技で男子サッカーは唯一「23歳以下」の年齢制限があり、1997年1月1日以降に生まれた選手が東京五輪の出場条件となる。しかし招集メンバー18人中3人は年齢制限のないオーバーエイジ枠として登録可能で、その1人として期待されていたのがA代表のエースFWである大迫だ。

 ドイツ紙「Deichstube」は「歴史的な決定:日本の五輪はコロナウイルスにより延期」と見出しを立てて報道。「ブレーメンは今夏、東京五輪のために日本に選手を派遣する必要はない。欧州選手権と同様に、コロナウイルスのパンデミックによって五輪は史上初めて延期された」と記している。

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