ロナウジーニョ、フットサルの次は“大工仕事” 刑務所生活に不満も…「いつも笑顔」

未だ拘置所内にいる元ブラジル代表ロナウジーニョ氏【写真:AP】
未だ拘置所内にいる元ブラジル代表ロナウジーニョ氏【写真:AP】

塀の中で“新たな気晴らし”? 海外メディアが面会者のコメントを報道

 元ブラジル代表FWロナウジーニョ氏は偽造パスポート所持の疑いで兄アシス氏とともに、今月4日にパラグアイの警察当局に逮捕され、拘置所内で日々を過ごしている。世界的な有名人ということもあって、その様子は毎日のように伝えられているが、塀の中で“新たな気晴らし”を見つけたのだという。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じた。

 同紙が米スポーツ専門局「ESPN」の情報として伝えたところによると、今週ロナウジーニョのもとを、友人の1人でパラグアイのプロサッカー選手であるフェルナンド・ルーゴが訪れ、3時間にわたって面会を果たしたのだという。

 その面会でロナウジーニョ氏は、「僕はもう二度とパラグアイには来ないよ」と現状に不満を持っていたという一方で、「ちょっと落胆しているけど、いつも笑顔でいるよ」と話すなど、前向きに生活しようとしていたという。留置所内で行われたフットサル大会ではゴールとアシストを量産し、その実力を見せつけた動画が出回っているほどだ。

 また同メディアによると、ロナウジーニョ氏は留置所生活のなかで新たな趣味を見つけたのだという。それは大工仕事。他の受刑者とともに木材を使って大工仕事をしているとのことで、「彼は最善の方法で、現在直面している状況のなかで気を紛らわせようとしている」と同紙も報じている。

 ロナウジーニョは今回の偽造パスポート事件だけでなく、ねずみ講のオーナー疑惑など様々なトラブルを起こしてきた。今回の留置所生活で気持ちを整えて、慎ましい生活を送る第一歩となるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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