ユナイテッドMF、口論を展開した名将ペップを非難 「彼は尊敬するに値しない」

マンUのフェルナンデス(左)とマンCのグアルディオラ監督が口論【写真:Getty Images】
マンUのフェルナンデス(左)とマンCのグアルディオラ監督が口論【写真:Getty Images】

マンチェスターダービーでフェルナンデスとグアルディオラ監督がピッチを挟み口論

 マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスは、現地時間8日に行われたマンチェスター・シティとのダービーマッチで敵将のジョゼップ・グアルディオラ監督と口論になった件について、「彼は尊敬するに値しない」と非難した。英サッカーメディア「GIVE ME SPORT」が報じた。

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 事の発端は、8日に行われたプレミアリーグ第29節のシティとのマンチェスターダービーだった。フェルナンデスはフランス代表FWアンソニー・マルシアルの先制点をお膳立てするなど攻守に躍動し、2-0の勝利に大きく貢献した。

 ただ、この試合途中に事件が起きた。ボールがラインを割ってユナイテッドボールになったところで、ボールを手にしたグアルディオラ監督は寄ってきたフェルナンデスに渡さず、意図的に異なる方向へとボールを放り投げた。この後、グアルディオラ監督とフェルナンデスは短い時間ではあるが口論となり、最終的にフェルナンデスが口に右手の人差し指を当てて“黙れ”とジェスチャーしたのだ。

 フェルナンデスは英衛星放送「スカイ・スポーツ」のインタビューで、「僕は何人かの友人とこの話題について話したよ。『監督としてすべてを勝ち獲ったペップにどうしてやったんだ?』と言われた。でも、僕が思うに、それは敬意の問題だと思う」と説明。そのうえで、グアルディオラ監督に対して厳しい言葉を寄せている。

「タッチライン沿いで彼が発した言葉、見せた態度はあまりに無礼なものだった。そして僕も少しナーバスになった。それは選手としての僕だ。ペップがサッカー界で成し遂げたことは尊敬しているよ。サッカーの考え方を変えたからね。でも、その瞬間は彼が僕をリスペクトしなかった。だからその瞬間のペップは尊敬するに値しなかった。とはいえこれはもう終わったことだし、重要なことだとも思っていないよ」

 フェルナンデスとグアルディオラ監督の間にできた溝は埋まるのだろうか。

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