レアルMFアザール、米国で右足骨折の手術成功 復帰まで2~3カ月とスペイン紙が推測

レアル・マドリードMFエデン・アザール【写真:Getty Images】
レアル・マドリードMFエデン・アザール【写真:Getty Images】

テキサス州ダラスでカレー医師の執刀の下、手術を受ける

 レアル・マドリードのベルギー代表MFエデン・アザールは渡米してテキサス州ダラスで右足の手術を受け、無事に成功したとスペイン紙「マルカ」が報じている。

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 今季チェルシーからレアルに加入したアザールは負傷に苦しめられている。昨年11月末から右足首の骨折により欠場していたが、今年2月16日のリーガ・エスパニョーラ第24節セルタ戦(2-2)で復帰。しかし、続く22日のレバンテ戦(1-0)で再び負傷し、右足腓骨の亀裂骨折と診断されて戦列を離れていた。

 アザールの手術を行ったユージン・カレー医師は、NFLダラス・カウボーイズ、サザンメソジスト大の運動部、そしてNBAダラス・マーベリックスのコンサルタントを担当。また、同氏は大学や高校のサッカー、バスケットボール、アメリカン・フットボール、テニス、バレーボール、野球、ダンス、バレー、体操といった競技のエリート選手たちも見ている。

 レアルは「私たちの選手であるエデン・アザールは、ダラスで本日、右腓骨骨折の手術を無事に成功させました。手術はレアル・マドリードのメディカルチームの監視下で行われています」と状況を説明。そして、「アザールは病院を退院するまでは監視下に置かれ、その後、リハビリを開始します」としている。

 クラブは具体的な復帰時期を発表していないが、「マルカ」紙によれば今後2~3カ月で復帰する見込み。最も楽観的な結果となれば、アザールは2カ月で復帰となり、シーズン終盤はレアルの戦力となりそうだ。

 リーガ・エスパニョーラは5月24日に最終節を迎え、レアルはレガネスと対戦予定。シーズン終了後には欧州選手権(EURO)も行われ、アザールにはベルギー代表としての出場も期待が懸かっている。

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