「カマダのおかげ!」 鎌田、“日本人対決”制すボレー弾に現地称賛「すべて終わらせた」
フランクフルト、DFB杯ブレーメン戦に2-0勝利 大迫との“日本人対決”も実現
フランクフルトは現地時間4日、DFBポカール準々決勝でブレーメンと対戦し、ホームで2-0と勝利した。先発を飾った日本代表FW鎌田大地は後半15分に追加点を決めて準決勝進出に大きく貢献したが、現地メディアも「カマダのおかげ!」「カマダがすべてを終わらせた」と、その活躍を取り上げている。
フランクフルトは元日本代表MF長谷部誠、ブレーメンは日本代表FW大迫勇也がベンチスタートとなった一方、鎌田はトップ下でスタメンに名を連ねた。FWアンドレ・シウバがPKを決めて1-0で迎えた後半15分、左サイドを突破したMFフィリップ・コスティッチがクロスを供給すると、ファーサイドに走り込んだ鎌田が右足のボレーで合わせてネットを揺らした。
チームを準決勝へ導く貴重なゴールを奪った鎌田に現地メディアも注目。ドイツメディア「SPORT BUZZER」は「シウバとカマダのおかげ!」と見出しを打ち、「カマダがすべてを終わらせた」と追加点が決定的なものになったと指摘。ドイツのサッカー専門誌「キッカー」は「カマダの執行」と表現し、「5メートルのボレー弾で2-0に導いた」と説明している。
鎌田は2月20日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)ラウンド32のザルツブルクとの第1戦(4-1)でハットトリックを達成するなど、ここにきて得点力が覚醒中。ブレーメン戦では後半21分に大迫が途中出場したことから“日本人対決”が実現したが、好調を維持する鎌田に軍配が上がった。
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