リバプール19歳MF、FA杯敗退後の批判に反論 「我々が最悪のチームかのように…」

チェルシー戦に出場したMFカーティス・ジョーンズ【写真:AP】
チェルシー戦に出場したMFカーティス・ジョーンズ【写真:AP】

FA杯チェルシー戦に出場したジョーンズ 「どんなに良いチームでも躓くことはある」

 リバプールは現地時間3日、FAカップ5回戦でチェルシーと対戦し、0-2と敗れた。3日前のプレミアリーグ第28節ワトフォード戦(0-3)で今季リーグ戦初黒星を喫するなど、直近の公式戦4試合で3敗という結果にファンからは厳しい声が上がっている。しかし、リバプールU-23に所属する19歳のU-19イングランド代表MFカーティス・ジョーンズは、この批判に対し反論している。英紙「イブニング・スタンダード」が報じた。

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 リバプールは、2月18日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦でアトレティコ・マドリードとの第1戦に臨み、0-1で敗戦。同24日のプレミアリーグ第27節ウェストハム戦は3-2で競り勝ったものの、その5日後のリーグ第28節ワトフォード戦では0-3と衝撃の完敗を喫し、リーグ戦の連勝記録が「18」、無敗記録が「44」で途絶えることになった。

 そして迎えた、今回のチェルシー戦。公式戦での連敗を避けたいなか、日本代表MF南野拓実がフル出場を果たすも、チームは0-2で敗れた。今季も堅守を誇るリバプールだが、これで直近の公式戦3試合で計7失点を喫している。

 FAカップ8強進出を逃したものの、リーグ戦では2位マンチェスター・シティに22ポイント差をつけて首位を独走中。だが、これまでが好調だったこともあり、リバプールに対して批判的な意見も出るようになった。

 この状況にチェルシー戦に先発出場したジョーンズは、「どんなに良いチームでも多少は躓くことはある。ただそれだけのことだ」と反論。「リーグ戦で1試合、ここで1試合負けただけなのに、人々は指を差して、我々が最悪のチームかのように言ってくる。チームは今も自信を持っているし、私たちは一度も負けないなどと考えるほど愚かではない」と続けた。

 過密日程を考慮し、スタメンを入れ替えたなかでFAカップからの敗退が決まったリバプール。7日のプレミアリーグ第29節ボーンマス戦、そしてCL8強をかけたアトレティコとのリターンマッチで好結果を残し、再び上昇気流に乗れるだろうか。

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