レアル、今夏175億円でサラー獲得プランを画策? ベイル“代役”にマンU英雄も太鼓判
350億円ムバッペの獲得は困難か… “半額”のサラーに白羽の矢?
レアル・マドリードがこの夏、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルを放出し、穴埋めとしてヨーロッパ王者リバプールから1億2600万ポンド(約175億円)でエジプト代表FWモハメド・サラーを獲得しようと考えているようだ。英紙「デイリー・エクスプレス」が伝えている。
ベイルにはこれまで再三にわたり退団のうわさが浮上しているが、同選手の超高額な給与により、そう簡単には買い手が見つからない。過去にはマンチェスター・ユナイテッドやトッテナムなどへの移籍の可能性が上がったこともあるが、ベイルが相当な減給をしない限り、実現は難しい。
ただスペインメディア「エル・デスマルケ」によると、もしベイルを売却できたら、レアルのフロレンティーノ・ペレス会長はリバプールのサラー獲得に向けて動くつもりでいるとのこと。理想的なのはパリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペと契約することだが、ムバッペ現行契約はまだ2年残っている。そうでなくとも、2億5200万ポンド(約350億円)という破格の移籍金を用意するのは困難で、“他の誰か”を探さなければならなくなった。
そこで浮上したのがサラー。リバプールの昨季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝に貢献し、今季も悲願のプレミアリーグ制覇に向けて、チームの首位独走を支えている。
英衛星放送「スカイ・スポーツ」の解説者を務めるユナイテッドのレジェンド、元イングランド代表DFギャリー・ネビル氏は、サラーについて「彼はレアル・マドリードに行きたいと感じているのではないかと思う。またはバルセロナか。いずれにせよ大きな動きを見せるだろう」と述べ、こう語っている。
「モウ・サラーを批判しているわけではない。私はデイビッド・ベッカムともプレーして、ルート・ファン・ニステルローイやクリスティアーノ・ロナウドともプレーした。彼らはみんなバロンドール受賞を目標にしていて、レアル・マドリードでプレーしたがっていた。世界最大のクラブでプレーし、スポットライトを浴びることを望んでいたんだ」
サラーの現行契約は2023年まで。つまり、リバプールに移籍を前向きに検討させるとなれば、ベイル放出で得られるような超高額のオファーが必要になることだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)