メッシ、シティのFFP抵触に言及 CL出場禁止なら「多くの選手が移籍先を探す可能性も…」
「CLは本当に特別」 2年間の出場禁止処分が確定した場合の影響を憂慮
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、マンチェスター・シティがUEFA(欧州サッカー連盟)から2年間の欧州大会出場禁止処分を受けたことに言及。今回の騒動に驚いたとし、シティがCLに出場できなければ、多くの選手が移籍先を探すかもしれないと語っている。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が伝えた。
【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継!
シティはファイナンシャル・フェアプレー(FFP)で重大な違反が発覚し、UEFAから今後2年間の主催大会出場禁止と罰金処分を受けた。クラブはスポーツ仲裁裁判所に異議申し立てを行う意向だが、今後さらにプレミアリーグから勝ち点剥奪の処分を受ける可能性も浮上している。
処分が確定した場合の主力選手の大量流出などが懸念されているなか、メッシも同様に、「ムンド・デポルティーボ」のインタビューでシティの選手らが新天地を探す可能性に言及。「驚いたよ。あのようなことが起こるなんて誰も予想していなかったから」としたうえで、次のように語っている。
「私はどうなっていたのかよく知らないが、確かパリ(・サンジェルマン)は罰金を払った。もし最終的にシティがこのせいでCL(UEFAチャンピオンズリーグ)に出場しないとなれば、選手もクラブも、クラブの使ったお金もおかしな状況になるだろう。どうなるかは分からないけど、シティがCLに出なければ、多くの選手が移籍先を探す可能性もある。CLは本当に特別で、2年もその舞台でプレーできなければおかしなことになってしまう」
サッカー界の頂点に君臨する1人であるメッシから見ても、CL出場禁止という処分にはそれだけの重みがあるということ。最終的な処分内容はシティの今後を左右するものとなりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)