“脆い”ドルトムントが見事に変貌 PSG戦勝利の立役者を主将称賛「素晴らしい補強だ」

冬の新戦力FWハーランドが2ゴールの活躍を披露【写真:Getty Images】
冬の新戦力FWハーランドが2ゴールの活躍を披露【写真:Getty Images】

ハーランドの2ゴールと同様、ハイレベルな守備が勝利を手繰り寄せる

 この日のMVPは、鮮烈な2ゴールで世界を驚かせたノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドなのは間違いない。だが、勝利を手繰り寄せたのはジャンやヴィツェル、フンメルスを中心に見せてくれたチーム全体によるハイレベルな守備だった。

 第1戦での2-1勝利は勝ち抜けへの保証にはならない。ホームとアウェーは違う。パリでの一戦は、非常に厳しい試合になることだろう。第2戦に向けてヴィツェルは、「今日と同じようなスピリットでパリに向かわなければならない」と語り、フンメルスも「相手がここで諦めたりなんてしないし、アウェーでは全く別の雰囲気になる。次の90分、難しい試合になるよ」と気持ちを引き締めていた。

 どんな試合になるのだろう。サッカーファンとしては、スリリングな展開が楽しみでならない。

中野吉之伴

1977年生まれ。武蔵大学人文学部欧米文化学科卒業後、育成層指導のエキスパートになるためにドイツへ。地域に密着したアマチュアチームで様々なレベルのU-12からU-19チームで監督を歴任。2009年7月にドイツ・サッカー協会公認A級ライセンス獲得(UEFA-Aレベル)。SCフライブルクU-15チームで研修を積み、2016-17シーズンからドイツU-15・4部リーグ所属FCアウゲンで監督を務める。『ドイツ流タテの突破力』(池田書店)監修、『世界王者ドイツ年代別トレーニングの教科書』(カンゼン)執筆。最近はオフシーズンを利用して、日本で「グラスルーツ指導者育成」「保護者や子供のサッカーとの向き合い方」「地域での相互ネットワーク構築」をテーマに、実際に現地に足を運んで様々な活動をしている。

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