南野所属リバプール、“142億円MF”争奪戦に参戦? 獲得成功の鍵はクロップ監督か

リバプールのクロップ監督もサンチョの争奪戦に参加か【写真:Getty Images】
リバプールのクロップ監督もサンチョの争奪戦に参加か【写真:Getty Images】

今夏ドルトムントMFサンチョの獲得に動くと英紙報道 マンCやレアル、バルサも関心

 プレミアリーグ首位で日本代表MF南野拓実が所属するリバプールが、ドルトムントでプレーするイングランド代表MFジェイドン・サンチョ争奪戦に参戦したようだ。英紙「デイリー・メール」によれば、リバプールはドルトムントとの関係が深いユルゲン・クロップ監督の存在がライバルを出し抜く鍵になると考えているという。

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 かつてマンチェスター・シティの育成組織に所属していたサンチョは、出場機会を求めて2017年にドルトムントへ移籍。同年10月にトップデビューを果たした。ルシアン・ファブレ監督体制となった18-19シーズンからレギュラーに定着し、19歳にしてすでに不動の存在となっている。

 イングランド代表のサンチョには、すでに多くのプレミアリーグクラブなどが関心を寄せている。古巣シティが買い戻しを狙っているのをはじめ、チェルシーやマンチェスター・ユナイテッド、そしてスペインのレアル・マドリードやバルセロナもその動向を追っているというなかで、リバプールも争奪戦に加わったようだ。

 記事によれば、リバプールはすでにドルトムントにサンチョの獲得希望を伝えているという。今夏にも獲得の動きが本格させるようだが、サンチョの要求額は1億ポンド(約142億円)と高額で、交渉は一筋縄ではいかなそうだが、リバプールはかつてドルトムントで7年間指揮を執ったクロップ監督の存在が有利に働くと睨んでいるという。

 また、リバプールにはDFトレント・アレクサンダー=アーノルドやMFアレックス・オックスレイド=チェンバレン、MFジョーダン・ヘンダーソンなどイングランド代表の同僚が多く在籍していることもプラス要素となりそうだ。2017年のU-17ワールドカップを制した際の戦友FWリアン・ブリュースター(スウォンジーにレンタル移籍中)もいる。

 プレミアリーグ制覇に向けてまい進するリバプール。タイトルの先には、移籍市場での大物釣りを狙っているようだ。

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