マンUが狙うベルギー代表FWは移籍金も規格外! プレミア史上最高の107億円を要求

救世主はエバートンのルカク

 マンチェスター・ユナイテッドは、エバートンのベルギー代表FWロメル・ルカク獲得を熱望しているが、獲得に必要な移籍金はプレミアリーグ歴代最高額となる6500万ポンド(約107億円)に及ぶことが分かった。英地元紙「サン」が報じている。

 今季のマンUはオランダ代表FWメンフィス・デパイや、フランス代表FWアンソニー・マルシアルらを補強しながら得点力不足が顕著となり、批判の対象となっていた。主将のFWウェイン・ルーニーがリーグ戦ここ3試合で4得点と気を吐いているが、22試合を終えての通算得点数は28得点で上位6クラブの中では最低の 成績となっている。

 
 この得点力不足を解消するために目をつけた新戦力候補の一人が、エバートンのルカクだという。22歳のストライカーは今季、公式戦27試合19得点とゴールを量産中。身長191センチ、体重94キロという規格外のサイズとパワーを誇り、エバートンで成長を続けている。今やレアル・マドリードやパリ・サンジェルマン(PSG)、マンチェスター・シティといったビッグクラブも獲得を狙っているとリポートされている。
 

 ただし、記事によればエバートンはルカク放出のためには6500万ポンド(約107億円)という高額の移籍金を要求している。14年にマンUがレアル・マドリードからアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリア(現PSG)を獲得した際の5970万ポンド(現在のレートで約99億 円)を上回る。マンUがエバートンの要求に応じれば、プレミアリーグ歴代最高額を更新することになる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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