「ビッグクラブだとは知っていたけど…」 浦和新FWレオナルドが語る点取り屋の矜持
キャンプでの対外試合計5戦すべてでゴールを記録するなど好調をキープ
今季から浦和レッズに加入したブラジル人FWレオナルドは、2次キャンプ最終日の9日に行われたFC琉球とのトレーニングマッチ(45分×4本)で得点をマーク。浦和加入後の対外試合5戦すべてでゴールを奪い、勢いを持って公式戦に臨むことになった。
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レオナルドは1次キャンプ中の2試合、そして2次キャンプ中の3試合のすべてでゴールを記録した。琉球戦では、1本目に相手GKのコントロールが大きくなったところに猛然とプレス。足元からボールを奪い取ると、そのまま無人のゴールに蹴り込んだ。プレッシングを仕掛ける姿勢も旺盛なストライカーは、J2アルビレックス新潟からの移籍加入からわずかな時間で存在感を発揮している。
「すべてのトレーニング、すべての試合でゴールをすることを目標にしている」
レオナルドはそう点取り屋としての矜持を語る。一昨季にJ3ガイナーレ鳥取に加入して得点王、昨季はJ2新潟で得点王を獲得。カテゴリーが上がっても得点力を爆発させてきたが、今季はJ1で3年連続の記録に挑むことになる。
始動から約1カ月が経った浦和でのプレーについて「ビッグクラブだというのは知っていたけど、その選手たちと1カ月間しっかりと準備をしてくることができて良かったと思っている。チームも僕も予想以上に良い準備ができていると思う。それはフィジカル的な部分も、テクニカルな部分にも言えること」と、プレシーズンは順調だと手ごたえを口にした。
前線のコンビを組むことが多くなりそうなFW興梠慎三やFW杉本健勇といった選手たちとも日に日に連携を確立しつつあり、レオナルドが新シーズンにゴールを量産する可能性は十分。まずは16日の公式戦初戦、ルヴァンカップのベガルタ仙台戦でどのようなプレーを見せるのかが注目される。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)