ユーベのサッリ監督、チェルシーから愛弟子ジョルジーニョの“再獲得”を検討と英紙報道
ナポリ、チェルシーで共闘したジョルジーニョとの再タッグを希望か
ユベントスのマウリツィオ・サッリ監督は、ナポリとチェルシー時代に寵愛したイタリア代表MFジョルジーニョを再び自身が率いるクラブに呼び寄せ、一緒に仕事をしたいと考えているようだ。英紙「デイリー・スター」が報じている。
サッリ監督は今夏の移籍市場で、ジョルジーニョの獲得を目指しているという。一方のジョルジーニョも、チェルシーを離れる可能性があるようだ。
両者が初めて一緒に仕事をしたのはナポリである、共闘3年目の2017-18シーズンにはセリエA優勝にあと一歩というところまで迫った。その後、サッリ監督はチェルシーの指揮官に就任。そして、愛弟子であるジョルジーニョをナポリから呼び寄せた。
ジョルジーニョはポゼッションを重視するサッリ監督のサッカーにおいて、重要な役割を担う選手になることをイタリアとロンドンで示し、昨季はチェルシーでUEFAヨーロッパリーグ制覇を成し遂げた。こうした過去もあり、サッリ監督は再びジョルジーニョを自身のチームに加えたいようだ。
ユベントス専門のニュースサイト「トゥットユーベ・コム」によると、サッリ監督は今季終了後にもチェルシーに対してジョルジーニョ獲得のオファーを提示するという。ジョルジーニョの代理人であるジョアン・サントス氏は、「なぜ、ユベントスへの移籍が不可能といえるだろうか? イタリアで最も重要なクラブであり、近年で最も勝利しているクラブだ。ビアンコネリ(ユベントスの愛称)に対して『ノー』とは言えない」と、夏の移籍に向けて、扉は開いている考えを明かした。
フランク・ランパード監督体制でも、ジョルジーニョは中心選手として、今季プレミアリーグで23試合に出場している。ジョルジーニョの放出にチェルシーが応じるか。夏の移籍市場で一つの注目ポイントになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)