衝撃の玉突き移籍が発生!? カバーニ獲得を狙うレアルが、資金捻出のためクロースを69億円でマンUに売却か

3クラブの思惑が交錯する大型移籍 補強禁止処分の影響で今冬の成立を急ぐ

 レアル・マドリードがパリ・サンジェルマン(PSG)のウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニを獲得するために、マンチェスター・ユナイテッドにドイツ代表MFトニ・クロースを売却する可能性が浮上している。ポルトガル地元紙「ア・ボーラ」が報じている。

 FIFAの規約違反により、来季の夏と冬の移籍禁止処分を受けているレアルは、ウルグアイ代表のエースであるカバーニの獲得に照準を定めているという。カバーニはスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチを中心としたPSGのチーム作りに不満を持っているとされ、クリスマス前のリーグ戦の最中に一足先に休暇に突入したため、ドバイ合宿中のミーティングではチームメイトから糾弾されていた。

 レアルはFWカリム・ベンゼマがリヨンのフランス代表MFマテュー・ヴァルブエナに対する恐喝容疑により逮捕、起訴されており、有罪となれば禁錮5年の実刑に処される可能性が浮上している。カバーニの獲得には、このリスクヘッジの一環もあるのかもしれない。

 カバーニを巡ってはプレミアの強豪アーセナルも興味を示しており、フロレンティーノ・ペレス会長は争奪戦を制するために、資金捻出に向けてタレントの放出を考えているという。その1人がクロースで、移籍金5300万ユーロ(約69億円)でユナイテッドに売却する可能性が急浮上していると、同紙ではレポートされている。

 

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