リバプール、史上最速ペースで勝ち点70到達 連続無敗記録2位まであと1勝と肉薄

史上最速のペースで勝ち点70に乗せたリバプールの選手たち【写真:Getty Images】
史上最速のペースで勝ち点70に乗せたリバプールの選手たち【写真:Getty Images】

ウェストハムに2-0快勝、リーグ戦41試合無敗で首位を独走中

 現在プレミアリーグ首位を快走するリバプールは現地時間29日にクラブワールドカップ(W杯)出場による延期分だった第18節ウェストハム戦、敵地で2-0の快勝を飾った。日本代表MF南野拓実の出場はなかったものの、この試合では名将ユルゲン・クロップ監督がクラブで一つの節目を作ったと英公共放送「BBC」が報じている。

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 試合は前半35分にエースのエジプト代表FWモハメド・サラーがPKで先制点を奪い、後半7分にはサラーのスルーパスを受けたMFアレックス・オックスレイド・チェンバレンが追加点をゲット。その後はブラジル代表GKアリソン・ベッカー、オランダ代表DFビルヒル・ファンダイクらを擁する鉄壁の守備陣がウェストハムの攻撃をシャットアウトした。

 同紙によると、リバプールの強さはあらゆる数字で突き抜け始めている。プレミアリーグでの連続無敗記録は「41(36勝5分)」にまで伸び、歴代2位となるノッティンガム・フォレスト(1978年11月)の「42」にあと1勝で並ぶ状況に。また現時点でのリーグ戦15連勝は通算4度目。マンチェスター・シティが18連勝と15連勝の2回、そして昨季リバプールが打ち立てた17連勝に次ぐ記録。そして24試合消化時点(23勝1分)で勝ち点を「70」にまで積み上げたのは、史上最速のペースなのだという。

 そしてこのチームを束ねるクロップ監督は、リバプールにおける公式戦で150勝目(58分39敗)。数字で見ても強さが際立つリバプールだが、指揮官は気を抜くことはない。

「私は、勝ち点3を取れたことだけが満足だよ。だって今夜は普通のパフォーマンスだったからね。どのチームが我々を捕らえるかはわからない。最初の目標は、最も多くの勝ち点を得ることだ。まだまだ試合は多い」

 スコア上では完勝でも、まだまだ改善する余地があると見ているようだ。独走態勢を築くなかでも、まったく緩みを見せないリバプール。名将クロップの下でプレミア史に残る最強チームとなりつつあるのは間違いない。

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