元イタリア代表MFデ・ロッシ、現役引退を表明 「自分が望むキャリアを過ごせた」
ボカでの半年間を経て引退を決断 古巣ローマも「思い出をありがとう」と公式声明
ローマのレジェンドであり、イタリア代表として2006年のドイツ・ワールドカップ(W杯)優勝に貢献したMFダニエレ・デ・ロッシが現役引退を表明した。英公共放送「BBC」などが報じている。
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デ・ロッシはローマの下部組織で育ち、トップチーム昇格後は主力として長年にわたり活躍。公式戦通算616試合に出場、63得点を記録していた。2019年夏にローマを離れると、アルゼンチンのボカ・ジュニアーズに移籍。しかし今回、36歳で18年に及んだキャリアにピリオドを打つことを発表している。その理由を「家族と過ごす時間を増やすため」と説明し、次のように続けた。
「僕は世界で最高の相手とプレーしてきた。自分が望むキャリアを過ごすことができたよ。自分の人生に満足している。心から愛する2つのクラブでプレーすることができたからね。一つは僕にとってのすべてであり、もう一つは期待通りに受け入れてくれた」
ボカでは負傷の影響もあり、わずか6試合のプレーに留まったデ・ロッシだが、その選択に後悔はないようだ。現役引退の表明に伴い、ローマは公式に声明を発表。「疑いなくファンタスティックなキャリアの終焉を迎えた。ダニエレ、素晴らしい思い出の数々をありがとう」とSNSで発信し、功労者を労っている。
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