レギュラーの長谷部にも影響!? フランクフルトが後半戦へ4バックシステムに変更か

フランクフルトは後半戦を4バックで臨むかもしれない【写真:Getty Images】
フランクフルトは後半戦を4バックで臨むかもしれない【写真:Getty Images】

合宿で4バックをテスト 長谷部は「オプションができるのは良いこと」と前向き

 元日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトは、リーグ戦再開を前にアメリカのフロリダ州で合宿を行なっている。ドイツのサッカー専門誌「キッカー」は、フランクフルトが4バックシステムを試したことを伝え、長谷部のレギュラー降格の可能性を示唆している。

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 フランクフルトはリーグ戦再開となる1月18日のブンデスリーガ第18節ホッフェンハイム戦を迎えるにあたり、アメリカのフロリダ州で合宿を実施。4日と5日の練習で、4バックシステムを試したという。

 フランクフルトはニコ・コバチ監督時代から、長谷部をリベロに据える3バックを主軸として戦ってきた。そうして、国内カップ戦であるDFBポカールでの優勝やUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権を手にできるほどに躍進した。しかし、今季は第17節終了時点で5勝3分9敗の13位と降格圏間近の状況。さらに、27得点29失点と失点が上回り、後半戦に向けて守備の立て直しを図らなければならない状況となっている。

 アディ・ヒュッター監督は後半戦から4バック移行を考えているようで、合宿でその精度を高めようと本格的なトレーニングに乗り出した。そこで心配されるのが長谷部の処遇だ。5日のトレーニングで長谷部はDFダビド・アブラームと並んでセンターバックを務めた。しかし、4バックでは5日の練習を風邪で休んだオーストリア代表DFマルティン・ヒンターエッガーが左のセンターバックとして当確と見られており、長谷部はレギュラーを確約されなくなってしまった。

 長谷部は冷静かつ前向きにこの状況を捉えているようで、「良いこと」と同紙に現状を語っている。

「競争は常にあります。4バックになった時は、リベロではなくなります。そうなると、僕はMFかCBでポジション争いをしなければなりません。3バックなのか4バックなのかはまだ分かりませんが、いくつかのオプションができるのはチームにとっては良いことだと思います」

 後半戦に向けてレギュラー争いが激化するフランクフルトだが長谷部はその状況も前向きに捉え、36歳になってさらなる進化を見せてくれるかもしれない。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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