“シンジ対決”は岡崎に軍配! 香川とのアラゴンダービーで今季4得点目「とっても積極的」
ウエスカ対サラゴサで岡崎慎司と香川真司が先発
FW岡崎慎司が所属するスペイン2部ウエスカは現地時間22日、リーガ・エスパニョーラ2部第21節レアル・サラゴサ戦でMF香川真司との日本人対決が実現した。それぞれ先発出場を果たし、岡崎は8試合ぶりとなる今シーズン4ゴール目をマーク。香川も直接FKでクロスバー直撃のシュートを放つなど見せ場を作ったが、ウエスカが2-1で勝利した。
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2人が対戦相手として同時にピッチに立つのは、岡崎がマインツ、香川がドルトムントに所属した2015年以来。まず持ち味を発揮したのは岡崎だ。前半16分にMFセルヒオ・ゴメスのアーリークロスに対してダイレクトで飛び込んでゴールネットを揺らす。これはオフサイドの判定が下ったものの、その4分後に再びチャンスが訪れる。
再びセルヒオ・ゴメスが左サイドからグラウンダーのクロスを入れると、ゴール前に走り込んだ岡崎が身体ごと投げだしてゴールにねじ込む。まさに岡崎の真骨頂とも言える一撃でウエスカが先制点をゲットした。
一方の香川も負けていない。前半28分にゴール右45度から得た直接FKで思い切りよく右足を振りぬくと、ボールは鋭く曲がりゴール右隅を襲う。クロスバーに直撃してしまったものの、香川の技術の高さを見せつけた。
試合は前半アディショナルタイムにサラゴサが同点に追いついたものの、後半19分にセットプレーからMFジョズエ・サが勝ち越し点をゲット。一方のサラゴサは後半31分、同37分と立て続けに一発退場者を出して、万事休した。
地元紙「AS」での試合寸評でも2人について触れられており、「サラゴサは序盤に香川とエグアラスのシュート2本で(ウエスカを)脅かした」、「岡崎はとても積極的だった」とゴールに直結するプレーぶりを見せたとしている。3つスペード満点の採点では香川にはスペードなしとなっているものの、岡崎にはスペード2つをつけて高評価を与えた。リーガ2部を2019年新たな挑戦の舞台とした2人の直接対決。上回ったのは岡崎になったといえそうだ。