ミラン、イブラヒモビッチ代理人と会談予定 契約の”返答デッドライン”を年内に設定か
敏腕代理人ライオラ氏とクリスマス前に会談 ミラン帰還は実現するのか
イタリア・セリエAの名門ACミランは、冬の移籍市場で元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの獲得を目指している。クリスマス前に代理人ミノ・ライオラ氏と会談して年内に返事を求める方針だという。イタリアのサッカー専門サイト「カルチョメルカート・コム」が報じている。
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ミランは今冬の補強の第一候補にストライカーが挙がり、今年限りで現所属の米MLS(メジャーリーグサッカー)LAギャラクシーとの契約が満了するかつてのエース、イブラヒモビッチの獲得を目指している。すでに条件提示などは行われているとされるなかで、イブラヒモビッチの返事はまだ届いていない。
しかし、ミランとしても永遠に返事を待つことはできないという方針の下、クリスマス前にライオラ氏と会うアポイントをこぎつけたようだ。そこで、クラブとして返答は年内にという方針を伝えることが決まったとレポートされている。
一方で、ライオラ氏には同じく顧客として抱えるザルツブルクのノルウェー代表FWエルリング・ホランドの獲得の可能性を探る席にもなるとしている。ザルツブルクとの契約解除条件が3000万ユーロ(約36億円)と言われるだけに、今季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で8ゴールを記録したストライカーはミランにとっても手の届かない金額ではない。
もっとも、ホランド獲得には国内でインテル、ユベントス、ナポリの強豪3クラブ、ドイツからはRBライプツィヒとドルトムント、イングランドではマンチェスター・ユナイテッドが興味を示しており、合意に至るのは簡単ではないという。
返事を先延ばしにしているカリスマストライカーは、ミラノ帰還を果たすのか、別の選択肢を選ぶのか。ミランにとっては、約10日間で届くだろう最終回答を待つ長い年末になりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)