バイエルン退任のペップ 来季マンUのスペイン人司令塔を引き抜きか

今季51億円補強のアタッカー争奪戦が勃発

 バイエルン・ミュンヘンの監督を今季限りで退任するペップ・グアルディオラ氏が、来季マンチェスター・シティの新監督に就任時にライバルクラブのスペイン人司令塔引き抜きを画策していることが明らかになった。スペインサッカー専門メディア「ドン・バロン」が報じている。

 昨季にアスレチック・ビルバオから移籍金2900万ポンド(約51億円)でユナイテッドに加入したアンデル・エレーラだが、サポーターから高い人気を博する一方で、ルイス・ファン・ハール監督からの信頼は高いとは言えない。今季19節終了時点でスタメンは8試合とレギュラーの座を確保することができていない。

 一方、シティは今季限りでマヌエル・ペジェグリーニ監督を解任し、グアルディオラ氏を新監督として招聘する可能性が高まっている。そして、シティの中盤の補強策の第一弾がユナイテッドからのエレーラ引き抜きだと、最新のレポートでは報じられている。

 ユナイテッドで本領発揮に至っていないエレーラはユナイテッドOBのガリー・ネビル新監督の就任したスペイン強豪バレンシアも獲得に乗り出しており、争奪戦の様相を呈している。公式戦8試合勝利なしなど、ルイス・ファン・ハール監督に解任危機が迫る激震のユナイテッド。期待のスペイン人司令塔は来季流出してしまうのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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