欧州で最注目の南野同僚FW、ユナイテッド移籍希望 新天地監督に“報告済み”と英報道

マンチェスター・ユナイテッド行きが噂されるザルツブルクFWハーランド【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッド行きが噂されるザルツブルクFWハーランド【写真:Getty Images】

ザルツブルクのノルウェー代表FWハーランド、市場評価額は116億円まで高騰

 今、欧州で最も注目されるストライカーの1人がレッドブル・ザルツブルクでプレーするノルウェー代表のFWアーリング・ブラウト・ハーランドだ。ビッグクラブによる争奪戦が予想されるなか、19歳のストライカーは同胞オレ・グンナー・スールシャール監督率いるマンチェスター・ユナイテッド移籍を希望しているようだ。英紙「デイリー・ミラー」が伝えた。

 2000年生まれのハーランドが今季大ブレーク中だ。194センチの長身の恵まれた体格に左利きという希少性も兼ね備え、今季の公式戦では22試合で28得点と驚異的なペースで得点を重ねている。

 その活躍から市場評価額は8000万ポンド(約116億円)まで跳ね上がったと伝えられているハーランド。ユベントスやドルトムント、同じレッドブルグループのRBライプツィヒといった強豪が熱視線を送っているというが、本人はノルウェーのモルデで師弟関係にあったスールシャール監督の下でプレーしたいという気持ちが強いようだ。

 記事によれば、ハーランドの代理人であるミノ・ライオラ氏は関心を示すユベントスなど他のクラブへの移籍もオプションとして考えているものの、ハーランドは来年1月の移籍が可能であれば、ユナイテッド移籍をファーストチョイスに定めているという。同胞スールシャール監督にはマンチェスター・ユナイテッドと契約したいとすでに伝えたとも報じられている。

 ユナイテッドは同じレッドブルグループでザルツブルクと強い結びつきを持つライプツィヒの存在が障壁となる可能性を認めているようだが、抜群の決定力を持つハーランドへの投資は惜しまない考えだという。同じくザルツブルク所属で、関心を持っていたとされる日本代表FW南野拓実はリバプール移籍が濃厚と見られており、ノルウェーの逸材を巡る争奪戦を制することはできるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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