JFAが総勢59名の「移籍リスト」発表 元日本代表FW我那覇、“堂安兄”らが名を連ねる

(左から)増川隆洋、岩舘直、我那覇和樹【写真:Getty Images】
(左から)増川隆洋、岩舘直、我那覇和樹【写真:Getty Images】

京都で出番のなかったベテランDF増川もリストに掲載

 日本サッカー協会は10日に移籍リストを発表し、59名の選手リストが公開された。

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 今回のリストでは、J1クラブからは浦和レッズのGK岩舘直のみで、昨年の元日本代表DF駒野友一(現・今治FC)やMF山瀬功治(現・愛媛FC)のようないわゆる“大物”はいない。

 数少ない日本代表経験者がFW我那覇和樹(カマタマーレ讃岐)だ。川崎フロンターレ時代の2006年にA代表6試合を経験したストライカーは、ヴィッセル神戸、FC琉球を経て14年に讃岐へ加入。所属6年目の今季は9月に39歳を迎えたなか、自身初のJ3で14試合4得点に終わった。Jリーグ通算では384試合85得点をマークしている。

 DF増川隆洋(京都サンガF.C.)も、Jリーグでの経験が豊富な選手だ。しかし、40歳となった今季はリーグ戦出場がなし。11月27日に契約満了が決まり、クラブを通じて「なかなか皆さまの期待に応えられたとは言いがたく、何かを残せたとも言えませんが、これから京都サンガがさらに団結して、良いステージで輝けることを祈っています。ありがとうございました!」とコメントを発表していた。

 日本代表MF堂安律(PSV)の実兄として知られるMF堂安憂(AC長野パルセイロ)は、びわこ成蹊スポーツ大から加入した昨季、J3で25試合5得点をマーク。しかし、2年目の今季は2月に右膝内側側副靭帯損傷(全治8~10週間)、10月に左膝内側副靱帯損傷と怪我に苦しみ、8月31日のザスパクサツ群馬戦(2-3)を最後に出場がなかった。プロ2年間でJ3通算37試合6得点。12月4日に契約満了が発表されていた。

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