「なんてミスだ」 冨安健洋を“戦犯扱い”で伊紙糾弾「いつもまとまった日本人記者集団は…」
ミラン戦で2失点に関与した冨安「無垢なボールロスト」
ボローニャの日本代表DF冨安健洋は現地時間8日、セリエA第15節のACミラン戦に先発フル出場したが、チームは2-3で敗戦を喫した。伊メディアは、2失点に関与した冨安に対し、「彼の無邪気さは耐え難く深刻で重い」「なんてミスなんだ!」と辛辣な言葉を投げている。
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この日も右サイドバック(SB)で出場した冨安だったが、前半15分にボールロストからPKを与えて先制点を献上。さらに1-2と劣勢で迎えた後半1分、冨安のクリアボールから追加点を奪われ、リードを拡げられた。チームは1点差まで詰め寄ったものの、追いつけないまま黒星を喫している。
2失点に絡んだ冨安に対し、伊メディアからは厳しい言葉が投げられている。伊紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は10点満点中で最低評価タイの5点をつけ、「テオ(エルナンデス)は絶え間なく苦しめていた、そしてボナヴェントゥーラへ3-1のゴールをプレゼントした。彼は無邪気さが耐え難く深刻で重い」と指摘している。
また、伊紙「コリエレ・デロ・スポルト」は単独最低評価の4点を下し、「なんてミスなんだ!」と糾弾。「ピョンテクへのPKとなるバニのファウルが生まれる無垢なボールロストをした。後半の初めにまた新たにミスしてボナヴェントゥーラは容赦しなかった」と説明している。
さらに伊紙「トゥット・スポルト」も冨安に4点の低評価。「いつものまとまった日本人記者集団は、ミランにPKを都合した彼のミスに静かに立ち会っていた」と伝えている。ボローニャで主力に定着している冨安にとっては、イタリアの舞台で苦い経験を積み重ねることになった。
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