26年ぶりの公式戦8戦未勝利 マンU主将ルーニーが苦悩吐露も「我々は最高の戦いを見せた」

ボール支配率67%と圧倒もゴールは遠く 観衆のサポートには感謝

 マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWウェイン・ルーニーは、28日の本拠地チェルシー戦で67%もの圧倒的なボール支配率を誇りながらもスコアレスドローに終わった後、「苦しい時期を過ごしている」と苦悩を明らかにした。

 26年ぶりとなる公式戦8試合勝利なしとなったユナイテッドで試合後、大汗を流したルーニー主将は地元テレビ「BTスポーツ」のカメラの前に立った。

「試合開始直後から自分たちの流れの試合だった。数多くの決定機を作ったが、1点を奪うことができなかった。素晴らしいプレーを見せることができたと思う。特に観衆は今日素晴らしかった。それが選手にとって、どんなに大きかったか」

 2日前の前節ストーク・シティ戦で先発から外されたルーニーだが、この日は復帰。ストーク戦で失点に繋がる衝撃の珍プレーを見せたオランダ代表FWメンフィス・デパイの代わりに、再び試合開始時からピッチに立った。キックオフ直後にスペイン代表MFフアン・マタ、フランス代表FWアンソニー・マルシアルのシュートがゴールマウスを直撃する猛攻を見せたが、ゴールは遠かった。前節のストーク戦で54年ぶりの公式戦4連敗を喫し、ルイス・ファン・ハール監督は解任危機に立たされている。サポーターも苛立ちを募らせていたが、猛攻を見せたこの日はスタンドもサポートしていた。

 

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