EURO優勝“最右翼”はイングランド? 過去最高成績は3位も…“死の組”回避が影響か

イングランド代表のガレス・サウスゲート監督【写真:Getty Images】
イングランド代表のガレス・サウスゲート監督【写真:Getty Images】

イングランドの優勝オッズは6倍 W杯王者フランス、ベルギーなどが続く

 来年6月に開幕するUEFA欧州選手権(EURO)2020は現地時間11月30日にグループステージの組み合わせ抽選会が行われ、各グループの顔ぶれが決まった。英国の大手ブックメーカーのオッズでは、“死の組”を避けたロシア・ワールドカップ(W杯)4強のイングランドが優勝候補最右翼として浮上している。英紙「デイリー・メール」が報じた。

 抽選の結果、イングランドはグループDに入り、クロアチア、チェコ、プレーオフCの勝者(スコットランド、ノルウェー、セルビア、イスラエル)とグループステージで激突する。

 現時点での展望ではドイツ、フランス、ポルトガルが同居するグループFが最難関の“死の組”とも言われているが、そこを回避したイングランドは優勝候補の有力候補となっているようだ。

 英国のブックメーカー「ベットフェア」が公開したイングランドの優勝オッズは6倍。ロシアW杯王者のフランス(6.5倍)を上回ってトップとなった。以下、ベルギー(7倍)、オランダ(7.5倍)、ドイツ、スペイン(ともに9.5倍)、イタリア(12倍)と続いている。

 前回大会王者のポルトガルはエースのFWクリスティアーノ・ロナウドらが未だ健在だが、死の組に入ったことも影響してか7番人気の20倍と低めのオッズにとどまった。ロシアW杯準優勝で、イングランドと同組のクロアチアは22倍で8番人気だった。

 イングランドのEUROでの最高成績は1968年大会の3位。自国開催の1996年大会もベスト4の壁を超えることはできなかった。今回の決勝の舞台はロンドンのウェンブリー・スタジアムなだけに、初タイトル獲得の期待も大きいだろう。ギャレス・サウスゲイト監督の下で充実の時を過ごす“スリー・ライオンズ”のさらなる躍進に期待だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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