ドルトムント俊英MFの“遅刻問題”にクラブは限界? 約120億円での売却も視野か

ドルトムントでプレーをするMFジェイドン・サンチョ【写真:AP】
ドルトムントでプレーをするMFジェイドン・サンチョ【写真:AP】

イングランド代表MFサンチョ、度重なる遅刻にクラブが「疲れ切った」との報道

 ドルトムントの若き才能、イングランド代表FWジェイドン・サンチョが、冬の移籍市場での売却にゴーサインをクラブから出されたという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じた。

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 その理由が、今週にバルセロナとの決戦となったUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のゲームを控えての練習遅刻だ。これまでもしばしば練習への遅刻など態度の面で問題を抱えていたサンチョだが、このシチュエーションで遅刻をすることに対してクラブは「疲れ切った」のだという。その結果、相応の移籍金を得ることを条件に、冬の移籍市場でのサンチョの売却をオープンにしたと報じた。

 サンチョに関してはイタリアに遠征した10月のCL、インテル戦前にも練習に遅刻したという。この時点でドルトムントはサンチョの売却を視野に入れ始めていたが、わずか1カ月で繰り返された行為に限界を迎えたようだ。

 そのサンチョの移籍金は、少なくとも1億ユーロ(約120億円)をドルトムントは要求する構えだという。現時点ではプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド、リバプールに加え、スペインの強豪レアル・マドリードも興味を示している段階にある。

 英メディアでのレポートはサンチョの希望はスペイン移籍も、現実的にはプレミア復帰と報じられていた。ドルトムントが移籍金を得ての売却に態度をシフトさせることで、早ければ冬の移籍市場で巨額投資による移籍が実現するかもしれない。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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