20試合27得点のレバンドフスキ、驚異のペースで73得点の“メッシ超え”に海外注目

怒涛のペースで得点を量産するバイエルンFWロベルト・レバンドフスキ【写真:Getty Images】
怒涛のペースで得点を量産するバイエルンFWロベルト・レバンドフスキ【写真:Getty Images】

開幕から好調キープ、バイエルンの攻撃をけん引 メッシの1シーズン73得点更新なるか

 バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキは今季開幕から絶好調を維持し、公式戦20試合で27得点と圧巻のペースで得点を重ねている。英公共放送局「BBC」は、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが持つ1シーズンの最多得点記録、73ゴールを抜けるのではと特集している。

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 今季のレバンドフスキはまさに手のつけられない状況だ。ブンデスリーガでは開幕から11試合連続ゴールを記録するなど12試合出場で16得点。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも26日の第5節のツルヴェナ・ズヴェズダ戦(6-0)で1試合4得点を決めるなど、5試合で10得点だ。DFBポカール(2試合1得点)、ドイツ・スーパカップ(1試合0得点)の戦績も含め、計20試合で27得点と出場試合数を大きく上回るゴールを挙げている。

 すでにリーグ得点王は確実とも思わせるハイペースだが、レバンドフスキには世界記録の更新にも期待が懸かる。このハイペースを維持できれば、アルゼンチン代表FWメッシが2011-12シーズンに記録したクラブでの1シーズン最多得点記録、73得点に到達することも視野に入ってくる。

 当時のメッシはリーガ、CL、国王杯、FIFAクラブ・ワールドカップ、スーペルコパ、UEFAスーパーカップといった複数コンペティションで計60試合に出場し、73得点をマーク。驚異的なペースで得点を重ねていた。

 ブンデスリーガ(34試合)はリーガ(38試合)よりもシーズン試合数が少なく、バイエルンにはクラブW杯出場権もないために、レバンドフスキがメッシの記録に追いつくのは至難の技だ。仮にバイエルンがCLとDFBポカールで決勝に駒を進め、そのすべての試合に出場したとして、レバンドフスキがプレーできるのは56試合。メッシよりは4試合少ない条件となる。追いつくためには残り36試合で46得点が必要となる。

 とはいえ、レバンドフスキのここまでの得点ペースは1試合あたり1.35点。それに対して、記録更新に必要な得点ペースは1試合あたり1.26点となっている。今のペースを維持できれば、数字上は更新を狙えるということになる。

 31歳にして今が全盛期との評価を受けるレバンドフスキ。ポーランドが誇るストライカーはメッシが打ち立てた大記録を更新することができるのだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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